ふるさと納税をやってみたくても仕組みを理解してないと簡単にはできませんよね。
今回は、そんなふるさと納税の仕組みを簡単に♩小学生にもわかりやすく解説していきたいと思います。
「ふるさと納税でもらったお肉だよ〜!」
「◯◯県の特産物がふるさと納税をしたから届いた♩」
ふるさと納税とはどういうものなの?
簡単に誰にでも出来るの?
どんなメリットがあるの?
複雑に思えるその仕組みを、小学生にもわかりやすい簡単な解説でご紹介していきます。
目次
ふるさと納税の仕組み
まず、ふるさと納税の仕組みとは具体的にどんなものなのか?を簡単に解説していきます。
ふるさと納税とは、自分のふるさとや思い出の街など、納税者が自分の応援したい自治体を選んで寄付できる制度のことをいいます。
なぜこのような制度があるの?
日本人は、基本的に自分が住んでいる自治体で住民票を取得し、そこに住んでいるために住民税という税金をその自治体に毎年納めていると思います。
この住民税が何に使われているかというと、たとえば天災により自分の住んでいる町の修繕が必要になったとか、道路を整備しないといけないなど、住んでいるだけでそれぞれの自治体には必ず何かしらの出費が発生しています。
そこをカバーするための費用にあてられたりしています。
しかし、自治体からすればこの住民税はとてもありがたいものになるわけですが、必ずしも住民税による納税金額は、平等とは限らないのです。
たとえば、地方の田舎で人口が少なく住民税を納める人が少ない自治体や、震災により街の修繕などをたくさんしないといけない自治体は、人口が多く問題の少ない自治体よりも、よりたくさんのお金が必要なはずです。
それなのにその自治体で人口が少ないばかりに、住民税を納める人が少なかったらその自治体はいつまでもいい暮らしができないままです。
そこで、自分の応援したいと思える自治体を、それぞれの納税者が物理的に寄付という形で援助できる仕組みなのが、このふるさと納税なのです。
メリットを簡単にわかりやすく解説
ふるさと納税は寄付をした人もお得だといいますが、具体的にどんなメリットがあるのか?をわかりやすく解説していきます。
じつはふるさと納税とは、寄付をしてもらえる自治体ももちろん嬉しいわけですが、寄付をする人にもかなりのメリットがあります。
そのメリットについてご紹介していきたいと思います。
寄付する自治体(地域)を自分で選べる
全国各地で、ふるさと納税の募集をしています。
それぞれの自治体で、特色や魅力もまったく異なっている中で、自分の好きな自治体を応援することができるというのはとても魅力ですよね。
たとえば、自分が今住んでいる自治体でももちろんOKなです!
自分の故郷を離れて暮らしている人は、自分の故郷の町を応援したり、旅行先でとても素晴らしいと感じた自治体にお礼の意味を込めて寄付したりもできます。
お礼の品がもらえる
ふるさと納税で寄付をした自治体から、なんとお礼の品をもらうことができます!
ふるさと納税の人気の理由に、この返礼品が魅力で寄付をする人もじつはたくさんいるのです♩
通常、その自治体の特産物などはその県に旅行にでも行かない限りなかなか手に入らないですよね?インターネットで購入をしてもなかなかのお値段だったりもします…。
しかし、ふるさと納税で欲しい特産物がある自治体に寄付をするだけで、お礼としてその自治体の特産物までもらえちゃうからすごいですよね!
お礼の商品はとにかく種類豊富で、高級肉や米、果物、野菜、家電製品、日用品、ファッションなど様々なものがあり、その中から自分でどれをもらうか選ぶことができます。
所得税と住民税が安くなる
ふるさと納税をすると、あなたが寄附をした金額の2,000円を超える部分については、所得税と個人住民税から全額が還付・控除されるのでお得だといわれています。
自己負担で2000円はかかってしまいますが、所得税と住民税から還付・控除をうけられるというのは魅力ですよね。
わかりやすい例でシュミレーション
①Aさんが福島県を応援したくて福島県の10000円の返礼品を選び、10000円を寄付した。
②寄付した10000円ー自己負担分の2000円=残り8000円で、8000円分の住民税と所得税が控除・還付される!
控除の内容について詳しく説明すると、まず住民税についてはふるさと納税で寄付をした年の翌年の6月に支払う分の住民税からその金額分が控除されることになります。
所得税については、控除ではなく還付といって、直接銀行に振り込まれる仕組みになっています。
所得税の還付を受けるには必ずふるさと納税をした分について、確定申告をしなくてはいけない決まりがありますので、そこだけ忘れずに確定申告をしましょう!
よって・・・・
税金も安くなるのに
複数の特産物をゲットできる♩
「あれ?メリットしかなくない!?」
というのがふるさと納税なのです。
仕組みの中でデメリットはないの?
「ふるさと納税の仕組みってすごいね。メリットしかないんじゃ日本国民が全員するべきじゃない?」と思うかもしれませんが、ふるさと納税にも抑えておきたい注意点がいくつかあります。
それは・・・寄付金額によっては損をするケースもあるということ。
間違えて欲しくないのは、2000円の負担金だけで、残りの寄付分が全額控除・還付されるのではありません。
お得にふるさと納税を利用するには、ある条件が必要です。
その条件とは、限度額内に収まった金額を寄付することです。
わかりやすく解説します。
ふるさと納税とは、自分の寄付したい自治体をいくつでも選ぶことができ、いくら分でも寄付することができます。
そのため、「この返礼品もほしいから、ここにも寄付、ここにも寄付!」と、たくさん寄付をしてしまうと、実際に自分が納めるはずだった税金分をオーバーしてしまう可能性もあるのです!
ふるさと納税によってされる住民税の控除とは、もともと支払う予定または支払った税金から差し引いてくれるというもの。
さらに、ふるさと納税によってされる所得税の還付とは、その人が納めている税金によっていくら還付されるかが決まってきます。
もちろん納めている税金以上の還付はありません。
そのために、ふるさと納税には個々で違う限度額というものがあります。
ふるさと納税で損をしないためには、自分がいくら分をふるさと納税で寄付することができるのか、きちんと調べておくことが大切です。
それがわかってしまえば、ふるさと納税は嬉しいことだらけかもしれませんよ♩
ふるさと納税はデメリットこそ少ないですが、きちんと理解して行動に移すことが大切なのです。
コメントを残す